長崎河川国道事務所長にご就任された金井仁志様からご挨拶を寄稿していただきました

長崎県内の道守の皆様へ

令和3年4月より国土交通省長崎河川国道事務所に赴任しました、事務所長の金井仁志と申します。どうぞよろしくお願い致します。

道守長崎会議総会で道守の皆様にお会いすることを楽しみにしておりましたが、コロナウイルス感染拡大の影響で総会が中止となりましたので、ホームページ上ではございますが一言ご挨拶させていただきます。

日頃から道路清掃や植栽帯への花植えなど、道路環境美化のご活動大変ありがとうございます。道守の皆さまの「自分たちが使う道路は自分たちの手で綺麗にする」というお気持ちが道路行政を担う者としては非常にありがたく、また我々が手の届かない細やかなご対応にも非常に助けられています。

 今年度もコロナ禍が続いており、道守の皆様もいろいろと制限がある中での活動となっている所だと思いますが、この様な状況だからこそ、連携強化・情報共有によるモチベーションの維持が必要だと考えています。近頃は「3つの輪」という「道守」「風景街道」「道の駅」の連携による活動を通じて、道路景観美化や観光客を歓迎・おもてなしするような取組を行い地域を活性化させることなどが注目されていますが、その他も含め異分野との交流が刺激になり自らの活動の活性化にも繋がる事例もあると思いますので、機会があれば他団体との交流も積極的に進めていただければと思います。

 また、制度の話になりますが、小浜で実施していただいている「道路協力団体」や新しく創設された「歩行者利便増進道路(ほこみち)」などの道路空間を上手に使える制度もできています。このような制度を活用していただき、道路維持管理や道路空間づくりによりコミュニティを活性化させていくことができれば、長崎県内の各地がどんどん元気になっていくのではないかと考えています。

最後になりますが、この様な時期でありますので、くれぐれもお体にはお気を付けいただき、無理なく可能な範囲で活動していただければと思います。

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