佐世保・相浦地区で竹林整備が行われました

佐世保・佐々地区の渋谷世話人から、「土砂災害防止のための竹林整備を行いました」との活動報告をいただきました。遅くなりましたが、渋谷世話人の報告と活動写真をご紹介します。

(渋谷世話人からの報告)

春先から食卓に季節の彩りを届けてくれるタケノコ。今年は、気温や雨量の影響なのか例年に比べ収穫量は少なかったようです。
筍の収穫時期も終わりを迎えるこの時期には、毎年竹林整備を行っています。
4月30日(日)、クローバー清掃隊・堀内組班メンバーを筆頭に総勢11名で土砂災害の危険もはらんでいる相浦川近くの竹林で作業を実施しました。 すでに倒れている竹を取り除いたり、密集している竹を選別して伐採したりと、斜面での作業は集中力と体力を使います。伐採後に倒れる方向を考え、声を掛け合いながらチームワークも必要になる作業です。前日までの大雨で湿った地面に踏ん張っての作業は、いつもに増して苦戦しました。

今年はこの竹林の筍を収穫・販売し、清掃・除草活動の資金に充てることを提案・実行するメンバーも現れるなど、これまでの活動から一歩前進し、協力者が拡がりつつあることを実感しています。

これから出水期を迎え、相浦川の氾濫の心配や土砂災害の不安もありますが、景観整備と同時に防災・減災対策も民間でできることから始めています。
このあと数回に分けて竹林整備を行い、相浦川の中州の除草作業も梅雨入りする前に実施する予定です。

※竹の根(地下茎)は浅く、水平方向に繁殖することから、竹林は土砂災害を引き起こすリスクが高いとされています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です